心臓・大動脈手術後の経過観察
心臓・大動脈手術は受けたら終わりではありません。
手術がうまくいっても退院後の不摂生などで容易に症状が増悪する危険性を秘めています。
禁煙は当然必要ですが、暴飲暴食、運動不足も心不全再発のきっかけとなります。
術後心臓リハビリの有用性は明らかであり、厚生労働省や学会は退院後の維持期術後心臓リハビリの継続を推奨しています。そのため、術後150日間は保険診療による外来心臓リハビリが認められています。
しかし、残念ながら実際にそれを担うことができる施設は長崎県内には数えるほどしかありません。
当院では術後患者様の早期社会復帰を目指し、きめ細かい術後経過観察を行います。